130919 ヴィトラデザイン
晴れ。バーゼルへ移動。

天気がいいので、ヴィトラデザインへ。ヴィトラはドイツにあるので、通過がユーロに変更。トラム、バスを乗り継いで簡単にたどり着けた。バスを降りるとすぐにヘルツォークの建築がみえる。入り口からはゲーリーの美術館も見えるが、外壁の塗装工事をしているため閉館中。
12時からの建築ガイドツアーを申し込む。ガイド開始時間になっても僕以外誰も参加者がいない、僕とガイドさん2人で、質問があったら言ってね!と、とても気楽なガイドツアーが開始。
フラーのドームや、ジャン・プルーべ、ニコラス・グリムショー、シザの建築を外観のみ見る。シザの建築の向こう側にザハの建築があり、シザの四角いレンガとザハのイビツなコンクリートが対比となっている。グリムショーとシザの建築の間の雨よけの屋根が面白く、雨の日だけ自動的にしたの方へおりてくるらしい。樋がその時つながる。屋根が下に降りても、奥にあるザハの建築とはかぶらないようになっている。

ザハの消防署へ。ある程度近づくと持ち出した庇がとてもパースペクティブにみえる。とがった庇の先は削れており、補助として金物が巻かれている。庇のスラブは薄すぎたせいか少したるんでいる。金属の丸柱が何本もあるが、中にコンクリートが詰まった構造の柱は3本のみ、傾いた柱はすべて意匠。中に入り、消防車の駐車スペースを見る、入口ドアはすべて片引きで全開できる。そこに柱はなく梁で持ち出している、2階から見ると手すりのような壁が梁として構造材になっているよう。
トレーニングスペースは入り口から見るととてもパースペクティブで、床が奥へと下がっているような錯覚をおこす。間仕切りとして金属性のロッカーがあり、洗面、シャワー、トイレが裏としてある。洗面の鏡の位置が高すぎて、背伸びしないと顔がシッカリと見れない、ガイドさんはトレーニングの為だとジョークを交えて説明してくれる。シャワールームの壁は傾いており、壁にくっつかないとシャワーを浴びれない、これもトレーニング。
階段前で傾いた壁に頭をぶつける、ガイドさんはデンジャラスビルディングだから気をつけて!と。スペースが狭く、壁が傾いていたり垂直だったり、錯覚もさせられ全く気づかなかった..
2階へ、階段は持ち出し。キッチンとミーティング用のイスとテーブルがある。椅子はパントンチェア。この空間もパースペクティブ。外の山の方をみると奥の方へと吸い込まれるようなパースペクティブになっている。両サイドに壁があり、右側は先ほどの持ち出しの構造材、左は意匠。

SANAAの建築へ。外観は白く、丸い。21世紀美術館と似ているが、こちらは完全な円のプランではなくちょっといびつな円のプラン。外壁はアクリルで6mmで1mmが白、外側5mmが透明らしい。カーテンのようにクネクネとしている。近くでみるととても綺麗で面白い。地面から少し浮かしてアクリルを取り付けているため、離れてみるとチット浮いた感じで白色と隣のグリムショーの建築の影響もあり軽い感じがする。工場内も見せてもらう、外壁の構造はプレキャストコンクリート2枚の間にコンクリートを打っていて、屋根は鉄骨、トラスの梁、折半の流れ、工場の棚の方向がすべて同じように配置されている。

次に、安藤建築へ。ミーティングするための建築。いつもの打ち放しだがpコンの上と下に釘頭ほどのコンクリートのブツブツがある。内部空間はいつも通りだが、外の道路を走る車がちょうど建物のコンクリート手すりの上を走っているように見える。ミーティング部屋からも廊下からもそう見える。面白い、安藤建築でこんなユニークて遊び心があるのは初めて。

ガイド終了後、フラードーム内の展示へ。アフリカや中国などのバナキュラーな建築の模型や図面が展示している。

ヘルツォークのヴィトラハウスへ。切妻の建築を積み重ねたようで、なんの無理もしていないようにカッコ良くまとまっている、重なってできた半屋外空間がとてもいい。必要そうな部分には壁や柱はなく、構造がどうなっているのかよく分からない。屋根には樋がついており、壁の中を通して、下の屋根へと降ろして
いる。最終的には持ち出し部分の天井に樋がちょこっとでていて、したの砂利部分に雨水が落ちる、たぶん。
内部はヴィトラ社商品のショールーム。建築も商品も全てかっこいい。最上階までEVであがり、ショースペースを見ながらおりてくる。持ち出し部分からは綺麗な景色がみれ、リビングスペースのようになっている。切妻が重なった部分では吹き抜けや螺旋階段など巧みに見せている。内部も外部以上に素晴らしすばらしい。

おわり
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by spaising_ai | 2013-09-19 19:52 | ユーロ+の旅 2013
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